今年は戌年
妊娠できる方が多い
不育の方も難なく育っている
全国的にも出産率は上がっているのかしら
わが薬局だけなのかしら
さて出産にこぎつける
出産後
まず赤ちゃんに
昔から漢方では
胎毒下しというものがある
処方は
甘連大黄湯がベース
これに紅花を加えるなど
地域により受け継がれているものがある
胎毒とは
胎児の時代に飲み込んだ羊水を速やかに体外に出すため
この羊水
最後のほうは濁ることもある
これは酸欠やストレスなどにより胎児の便が羊水中に排泄などされ
汚れた羊水を飲んでいることなどです
胎児の便にはビリルビンなどを含みたい便がスムースに出ていかないと新生児黄疸になりやすいともいわれています
また胎毒下しをしておくとアトピーなどにもなりにくいとも
長いこと行われていて 眉唾のように言う方もいますが漢方として成り立っています。
昔は産婆さんが出生後すぐにあげていました
今は病院で出産する人が増えているのでそのままです
胎便:直後から3日ぐらいの間に出てくる黒っぽい または緑がかった便のこと